ステロイド 酒渣様皮膚炎 使用中止 離脱症状の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
ステロイド離脱性の酒渣様皮膚炎と言って、ステロイド外用薬の連用により、発生します。
ステロイド外用薬使用中は、薬で症状をある程度抑えられていますが、中止することにより、3~7日後に、使用していた部位に症状が発生します(但し、人によっては、使用中から副作用が発生する方もおります) 。
この症状は、使用した日数・体質・使用薬物の種類等により異なり、また治癒日数も変わりますが、時間はかかってもほぼ完治します。ただ、その間の苦痛は大変なもので、痒み・ほてり・ジュクジュク・痛み等々大変な苦痛をともないます。
治療の方法は色々ですが、基本は、一切何もしない事なのですが、これは苦痛を伴ない大変な事になります。
当店の場合、この苦痛を如何に和らげてあげられるかを第一に、漢方の内服とスキンケアで対応します。
この方の場合、10年間と言う長期使用でしたので症状もひどく、大変な戦いでして、完治までに、1年間をついやしました。
特にステロイドによる、離脱症状は顔面・頭皮・首への連用で出やすくなりますので、注意が必要です。
この皮膚病はステロイド軟膏を①どのくらいの強さのものを②どのくらいの頻度で③どのくらいの期間使用したかにより症状が異なります。
ご自身の判断で軟膏の使用をやめると、激しい症状が出ることがありますので、必ず医師、薬剤師にご相談ください。
TEL:0246-63-8255
住所:福島県いわき市中岡町3-10-5